ご挨拶

児童劇団「大きな夢」へようこそ

代表挨拶

青砥洋
劇団BDP 児童劇団「大きな夢」  
 代表 青砥洋(あおと よう)

NHK放送劇団~劇団昴を経て劇団四季へ。
四季でのミュージカル体験を生かして平成5年、児童劇団「大きな夢」を結成。
平成13年には児童劇団を卒業した高校生以上を受け入れるために劇団BDPを立ち上げる。
全般の演技指導や演出を担当。






児童劇団「大きな夢」は、独自のネットワークによって各地で活動を展開している日本で唯一の子どものためのミュージカル劇団です。地域に密着し地元の文化発展にも貢献している実績が認められ次第に全国各地に広がりつつあります。

児童劇団「大きな夢」はプロを養成する劇団でもなければ、営利を目的とした商業主義的劇団でもありません。ミュージカルを通して子どもに内在する無限の能力を引き出し、努力によって得られる達成感や自信を育むことにも繋がっています。舞台に立って得られる様々な体験は、現在の学校教育では学べない貴重な情操教育の場として多方面から評価されるようになってきました。

幼少の頃の習慣が将来の人間形成にどれだけの影響を及ぼすか、子どもの教育にとって情操を育まなければならない最も大切な時期に、学業のみを優先させ、学力こそが全てであるかのような、学力を競うことだけで価値判断するような偏った教育が、現在の日本の社会を混乱に陥れているのです。

このような教育制度に誰もが疑問を抱き警鐘を鳴らしていますが、いざ我が子となるとその波の中から抜け出せないのが現状です。人並みに、落ちこぼれないために、と親としては当然のことのように塾に通わせ、試験の点数だけで子どもを評価してしまう傾向にあります。
子どもが好きで夢中になることの中にこそ真の才能があると私は見ています。その才能を引き出し伸ばしてやるのが本当の教育である筈なのに、通り一遍の学力を身につけるだけで終わらせてしまう学生生活はとても勿体ない気がしてなりません。例えば芸術に打ち込んでいても学校の成績が落ちない子はたくさんいますし、出来る子は何をやっても出来ています。好きなことに打ち込みながらも勉強しなければならないのが学生であり、そのくらいの集中力や努力を学生時代にはさせなければなりません。勉強しながらもいろいろなことを体験し、考え、スポーツをしたり、芸術に触れて感性を磨きながら徐々に自分の進路を決めていけばいいのです。

「子どもミュージカル」はそれぞれの能力に合ったやり方で指導しています。歌、ダンス、演技、持っている才能は違いますが、可能な限りの努力をすることによって一人ひとりの成果を見ることができます。
年に一度必ず公演を行いますが、脚本、演出、音楽、振付け、歌唱指導、照明、音響、舞台美術など全て大人のプロのスタッフと一緒になってミュージカルを創っていきます。このような贅沢とも言える地域での公演は児童劇団「大きな夢」特有のネットワークがあるからこそ出来ることなのです。

子ども達はダンスのステップが踏めるようになり、大きな声ではっきり発音できるようになり、明るい笑顔で楽しく歌えるようになって、みるみる輝いていきます。みんなで創り上げた作品は独特のチームワークと結束によって堅い絆で結ばれ、公演を成し遂げた達成感からやれば出来るという自信にも繋がり、日常の生活にも更に積極性が備わって来ます。

私達の劇団はあくまでも情操教育の一環であって各地の教育委員会でも活動が認められています。
私達の指導方法は最高の位置を目指して目標を掲げ、少年野球で言えば大リーガーを目指せる技術と環境を提供できる場にしようと「大きな夢」を共々描きながら、各地での輪がもっともっと大きく広がるように草の根的に活動を展開しております。



児童劇団「大きな夢」の誕生




「生きててよかった!」
花束を抱えて小学2年生の女の子が興奮して楽屋に戻ってきました。

児童劇団「大きな夢」は1993年に東京都稲城市で発足し、当初はほんの10名足らずの子どもたちを集めた小さな地域の劇団でした。 しかし、そんな小さな子までが眼に涙をため、高揚し喜んでいる…。その姿に強く心を打たれ、私は何としてもこの活動を広げ、一人でも多くの子どもたちにミュージカルを体験してもらおうと決心しました。

現在では全国24か所にその輪が広がり、それぞれの箇所で年に一度本格的なミュージカル公演を目標に稽古に励み、子どもたちの無限の可能性を引き出しています。レベルの高さ、子どもたちの真剣な取り組みが見る人たちを感動させ、好評を得てきました。最前線で活躍する脚本家、舞台美術家、舞台スタッフの協力により、質の高い演出・ステージを実現しています。



人の育つミュージカル




ミュージカルは子どもたちの情操面を育む総合芸術です。稽古をする度に子どもたちは大きな声で歌い、はっきりと発声出来るようになり、みるみる内に輝きを増していきます。そして舞台上で拍手喝さいを浴びることにより自信を持ち、それがさらなる努力へと繋がっていきます。

「子どもたちに内在する無限の可能性を引き出し最高に高い目標を掲げられるように導く」、それが今教育に求められているもっとも大切なことではないでしょうか。

どんな分野でも、目指すのでしたら一番高いところを目指せるように、子どもたちがのびのびと一生懸命努力できる場所を提供することが私達のそして地域社会の使命ではないでしょうか。

子どもたちがすくすくと育ちさえすれば未来は明るいものになるでしょう。私たちは、ミュージカルを通してその輪を広げていきたいと考えています。